この記事では、健康的なダイエットや健康的に痩せる為に必要な心がけ、バランスを考え体全体を引き締めることについて解説していきますよ。
あなたは、ジムでダイエットをする時にどのタイプに当てはまりますか?
- たるみなどが気になるところだけをマシントレーニングする
- 体全体のバランスを考えながらマシントレーニングをする
- 何も考えずにトレーナーさんの言われたメニューをする
- マイペースに自分のやりたいマシンをする
例えば気になる部位を意識しているのは実はあなただけで、他人からの評価はもっと違う可能性もあるんだということを知って欲しいんです。
具体的には、お腹が太って気になる場合、普通に考えると腹筋マシンを一生懸命に行いますよね。
でも専門的にいうと腹筋マシンで筋肉を引き締めて、歩くなどの有酸素運動で体脂肪をエネルギーに変えて消費してあげないとダメなんですよね。
筋トレと有酸素運動もバランスなんですよ。
ジョハリの窓を使ってバランス良くダイエットをしよう
ジョハリの窓って知っていますか?4つの窓を使って対人関係やコミュニケーションの気づきをもたらしてくれる面白い考え方なんですよね。
自分は知っている | 自分は気づいていない | |
他人は知っている | 解放の窓 自分も他人も知っている | 盲点の窓 自分は気づいていないが他人は知っている |
他人は気づいていない | 秘密の窓 自分は知っているが、他人は気づいていない | 未知の窓 誰からもまだ知られていない |
解放の窓(自分も他人も知っている)
痩せたいと考えているあなたは標準的な体重よりもかなり太ってしまっているかもしれませんね。
この場合は、自分も他人も知っている解放の窓に当てはまります。
秘密の窓(自分は知っていて他人は気づいていない)
あなたはこのままだともっと太るので、ジムでダイエットをしないといけないと考えているとします。
この時あなたの体重は標準的な体重からは1kg程度しかオーバーしていないケースの場合、他人から見たら全然太っていないのになんでダイエットが必要なのと思われているかもしれません。
このような状態を秘密の窓と言いいますね。
ダイエットの目標を自分だけは5kgと決めていて、他人は知らない状態も秘密の窓と言いますね。
一体人は秘密の窓をいつく抱えているのでしょうか?
体重やダイエットの目標は実は恥ずかしくて、なかなか周囲に堂々と話したり公開できないものですよね。
自分ひとりが知っている状態であれば、逃げ道として目標を変更することもできますしね。
盲点の窓(自分は気づいていないが他人は気づいている)
あなたは気になっていなくても、家族がしきりにジムに行ってダイエットをして欲しいと進めてきたり、お酒の量を減らしたり、ご飯の食べる量を減らすように苦言を言われることも多いのではないでしょうか。
周りから見たら、明らかに昔に比べて太ってしまったあなたを見て、健康面で心配になってアドバイスをしてくれているのでしょう。
でも、この時あなた自身は自覚がない為にうるさいなとイライラとストレスがたまる結果になるケースもあります。
実際私の場合には、本当に恥ずかしいことなのですが、家族からの体重や健康についてのアドバイスに対し、「仕事で忙しくてお腹が空くから帰りに駅でラーメンを食べてビールを飲んでくるんだよ。」などと堂々と反発していた時期が長い期間(5年ほど)ありました。
これがまさしく盲点の窓。きっとあの頃の私は家族の為に一生懸命に働かなくてはいけないと心にも体にも余裕がなかったんだろうな。
ジムでの盲点の窓の実例
例えば、自分では二の腕がとても気になってしまっていてジムで一生懸命に二の腕のマシン(トライセプスプレス )をしているとしましょう。
でもジム友人から見たら、二の腕よりも背中のお肉がはみ出ているのが気になるよとアドバイスされた時に、あなたハッと気づきます。
他の人から見たら、私の二の腕よりも背中のたるみの方がみっともないのかと。これがジムで見られるジョハリの窓で言うところの盲点の窓の実例です。
結構自分では気づけないことってありますよね。
未知の窓(自分も他人も気づいていない窓)
自分も他人も気づいていない未知の窓です。
そして、ジムでダイエットの記録を取っているとそのデータをトレーナーさんが活用することができるんです。つまり、あなたの体(体重だけではなく筋力や体脂肪など)の変化をみてより詳細なアドバイスをくれるんです。
その時にまたあなたは、また気付かされます。これがジョハリの窓で言うところの未知の窓です。
ジムのトレーナーさんもあなたのダイエット記録を見ることで初めて気づき、あなたへアドバイスをすることで、あなたも初めて知ることができました。
部位別引き締めVS全身バランス引き締めダイエット
さてまずは、部位別に特化してダイエットをアプローチしてく方法と全身バランス良く引き締めていく方法を見ていきましょう。
これどちらがいいとは一概に言えないのですが、私ははっきりと全身バランスから整えることをお勧めしますよ。
だって、たとえ気になる二の腕だけがスッキリしたって、他のところに問題があったら全体的に見るとどうでしょうか。
また、ジョハリの例で解説しましたがあなたが知らずに他人が気になるところが全くトレーニングできていなかったとしたら、どうしますか。
せっかくかっこよくダイエットトレーニングをしているつもりでも、あまり効果が出なかったと言うことも出てきます。
その為、全身をバランス良くトレーニングした上にでさらにあなたが気になる部位を強化してダイエットトレーニングをしてみてはいかがでしょか。
毎月気になる部位を決めて目標を立ててトレーニングしてもいいですね。
無理にあれもこれもと欲張らずに、全身を引き締めながら月間強化ポイントを追加して無理の無い範囲でウィークポイントを少しづる改善してみてはいかがでしょうか?
月間強化ポイント | 内容と補足点 |
---|---|
1月:二の腕 | 全身の筋トレを行いつつ、二の腕のトレーニングを多く取り入れて気になる二の腕を引き締める |
2月:内もも | 全身の筋トレを行いつつ、内もものトレーニングを多く取り入れて気になる二の腕を引き締める。 1月に上半身の弱点を強化したので、2月は下半身の気になる所を強化しましょう。 これもバランスを意識したトレーニングですね。 |
3月:脇腹 | 全身筋トレをしながら、お腹の特に脇腹を意識的にトレーニングをしてみましょう。 |
4月:腰 | 全身筋トレ+腰トレ。3月に脇腹をしたので同じ体幹部分を強化していきましょう。 |
5月:ふくらはぎ | 全身筋トレの後にふくらはぎのトレーニングを入れて足を引き締めましょう。 |
6月:体脂肪 | 7月から夏に向けて全身の筋トレの他は体脂肪を燃焼させる有酸素マシンをいつもよりも少し強化してみましょう。 |
7月:胸 | 全身の筋トレと胸トレ。夏は薄着になりますがしっかりと体を引き締めていきましょう。 |
8月:ヒップ | 全身の筋トレ+ヒップの引き締め。自分の理想をイメージしながら強化していきましょう。 |
9月:背中 | 全身の筋トレ+背中の引き締めトレーニング。背中は自分では見ることができませんが、体全体を支える非常に大切なパーツ。バランス良く体を鍛えるためにも強化していきましょう。 |
10月:お腹 | 全身の筋トレ+お腹トレ。やっぱり気になるお腹をこのタイミングもう一度引き締め強化しましょう。 |
11月:肩 | 全身の筋トレ+肩トレ。冬場は肩の露出は減りますが、春から夏に向けて今から引き締めを強化しておきましょう。 |
12月:太もも | 全身の筋トレ+太ももの引き締め強化トレーニング。やっぱり太ももとを引き締めたいと思う気持ちをきちんとダイエットメニューへ反映させておきましょう。: |
バランスを考えたダイエットトレーニングのまとめ
ダイエットを継続するためにも、あなたの理想に近づくためにも筋トレやダイエットトレーニングの基本として体全体をバランス良くトレーニングするという考え方を実践してみませんか。
こだわりが強く、どうしても気になる部位を引き締めたいと一生懸命にトレーニングするのももちろん悪く無いのですが、少しでも体全体的なバランスを見るという要素を入れておくと安定したジムのダイエットライフを過ごすことができようになりますよ。
時にはとんがって、短期間たとえば1ヶ月とか2週間とか自分の本当に気になる所を強化する時間やスケジュールを立てたって良いと思いますよ。
時には自分の思ったようにダイエットメニューを工夫してチャレンジしてみることも本当に重要だよ。
考えながら自分らしくジムでダイエットをすると本当に楽しいし、良い経験になるんだよ。
自分のトレーニング、行動に責任感も出てくるしね。
間違ったり、うまく結果が出なかったらどうするかって?
ごめんなさい。自己流でダイエットメニューにチャレンジしてみたけれど、うまくいかなかったので教えてくださいとトレーナーさんやパーソナルトレーナーさんに相談してやり直せば良いだけだよ。